犬の死を目前にして

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私の犬はまもなく死を迎える。癌が転移していて、余命いくばくもないと診断された。そして今ご飯を食べなくなり、立つことも難しくなっている。そんな時色々アドバイスをしてくれる人がいるが、私の死生観にまで立ち入ってほしくないし、指示してほしくない。犬好きの人は特にそういう傾向がある。私が今まで自分の犬と過ごしてきた時間や関係は他人には理解できないこともあるのをわかって欲しい。

獣医に犬の余命宣告を受けて考えた。もちろんショックで頭を整理するのに時間が必要だったが、少しして私はこれは彼の寿命だと判断した。辛い状態の犬をなんとか病院へ連れて行き、延命措置を行うのは私の考えにはなかったし、安楽死もなかった。住み慣れた家で静かに見送るのがいいという考えに至った。

看取り方には人それぞれの考え方があると思う。それは人でも動物でも同じことで、何が正しいなんてわからない。

今思うのは、私の愛する犬を最後まで看取ることができるのは幸せなこと。責任を全うできそうだということ。そして、今を大切にしたいのと、感謝の気持ちでいっぱいであることを、私の愛するカイに伝えている。

カイ 10歳6ヶ月 体重50kg

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